こんにちは、ダイスケです。
皆さんは読書をしていますか?
日本人の多くは、社会人になってからの勉強時間が大幅に少ないことが有名です。
仕事の合間で本を読みたいけど、時間があまりないな。
なんていう人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は少ない時間で多くの本を読む「多読」について書いた本を紹介したいと思います。
多くの本を読む事で人生もイージーモードにすることができます。
それでは、さっそく行ってみましょう!
本の概要
この本のタイトルにある、レバレッジ(Leverage)とは、日本語で「てこ」という意味です。
この本では「読書の方法にテコ入れする」というコンセプトを基に書かれています。
本の読み方を変えることができれば、そこから得るノウハウを応用し、ビジネスでリターンを手にするという目的があります。
そのために本の読み方を変えるための方法が紹介されています。
また、これまでの読書について「常識」を捨てる方法や効率的に得た知識を使う方法が書かれています。
「多読」の方法
「多読」とは、字の如く、多くの本を読むことを言います。
「それって速読と何が違うの?」と思う方もいらっしゃるかと思います。
速読は単なる文字を早く読む方法です。
専門書を読んでも意味が理解出来なければ、速読をして理解できるという事はありません。
速読はあくまで文字を早く読むためのスキルと言っていいでしょう。
それでは多読はなにかと言うと、
多読とは、多くの本を読んで内容を仕事に活かす事ためのスキルです。
インプットするだけの自己満足から、アウトプットすることが多読の最終目的となります。
本は全て読む必要はない!
多読の基本的な考えは、
「いろいろな本のいいところだけをピックアップする」
というところにあります。
つまり、一言一句すべてを網羅する必要はどこにもないんです。
「せっかく買った本なのに、もったいないじゃないですか」
と思われる方もいるかも知れません。
ですが、一言一句漏らさず読んでも、結局覚えているのは3つくらいが良いところです。
正直、心に響いてくる文言や勉強になる所だけ抽出できれば、最高に効率が良いと思います。
そして皆さんは「パレートの法則」をご存知でしょうか?
別名「80:20の法則」とも呼ばれています。
本は肝心な部分のみだと小冊子のようになります。それでは販売しても売れる事はないでしょう。
そこで、発行元や著者は肝心な大骨に、肉を付けてそれらしい体裁に整えて本として世に出版します。
つまり、筆者の言いたい事は全体の20%しかないということです。
なので多読では、基本的にはこの「肝心な部分」にフォーカスをして本を読む事に徹する必要があります。
「いいな」と思ったり、目次を読んで「気になる所」だけを読むようにする。
そうすることでより効率的に本を読むことが出来き、より多くの本を読むことが出来るようになります。
カラーバス効果というものがあり、人は自身が気になっているところが自然と見つけ出せることができるように機能が付いています。
なので、本を最初から読む必要もなく、自分が気になったところだけ読むようにします。
「つまらない本」は捨てよう
多くの本を読んでいる方は、こんな事を思ったことはないでしょうか?
「この本、絶望的につまらなくない?」
という事です。
「せっかく買ったし、もしかしたら面白いところもあるかもしれない」と思い頑張って読み続けてはいないでしょうか?
しかし、多読を行う前提として「読書の費用対効果」を考えます。
読んでいる時間も人生の貴重な時間です。
命を削って捻出した時間を面白くない本や、実用性のない本に時間を割く方がもったいないと思いませんか?
本1冊1,500円でもあなたの時間の方が価値があります。
面白くないと感じたら、即飛ばして読むか
すぐその本を捨てて、次の本に移りましょう!
何度も言いますが、本1冊の価値よりも人生の価値の方が何万倍も貴重です。
本は書き込んでなんぼ
本を読んでいて、自分が思った事はすぐに本の余白へ書き込みましょう!
せっかく出てきたアイデアをメモするのに、紙とペンを用意している間に忘れてしまうという経験はありませんか?
そのアイデアが実はかなり実用性の高いものだったかもしれません。
そうなるのを防ぐ前に、本の余白へバンバン書いてしまえば解決します。
あとから見直して、「この本を読んだ時はこのように考えていたのか」と振り返る事も出来ます。
また、昔の自分から思わぬアイデアを貰うかもしれません。
本を読むのに本とペンがあれば解決するので持ち物も少なくて済みます。
書き方のルールはそれぞれで考えても良いかもしれません。
こちらの記事でも読書ルールについて紹介しています。
参考までにどうぞ。
そして、気になるフレーズがあったりする場合は本の角を折って、探しやすくしています。
本に自分の率直な考えやアイデアをどんどん書き込みましょう!
書店での本選びのすゝめ
これまで読書方法について紹介してきました。
ですが、肝心の本の選び方についてもこの本で触れられています。
いくら投資といえど、ハズレ本ばかりを買うとモチベーションは下がります。
レバレッジ・リーディングでは本の購入するポイントを6点挙げています。
- 筆者がどんな人かチェックする。
- 帯を読む。
- カバーの表ソデを読む。
- 「まえがき」を読む。
- 「目次」を読む。
- 「あとがき」を読む。
これらの方法を使うことで、ハズレ本を買う確率も下がり、また予め読むことで「なんの課題に効果があるのか」という目的を明確にすることができます。
本の概要が頭に入っているので、どこを読めばいいか早く判断をすることが出来ます。
読書は最高の投資である
本を読む事は最高の投資です。
1冊1,500円程度の本を読んで仕事に活かす事で、10倍にも100倍にも価値は膨れて来ます。
しかし、良い本や自分に必要な本をいかにして出会うかというのは、単に多くの本を読むしかありません。
現在では有料の要約サイトもあるので、そちらを利用してみても良いかもしれません。
もしくはオーディオブックなどで聞き流しをしても良いかもしれません。
買った本が山のように積み重なってきていますが、1冊づつレバレッジをかける事で吸収が爆発的に上がります。
それをビジネスで活かす事で、仕事や私生活で徐々に成果は出てきています。
ダイスケ的まとめ
このブログを読んでいる人は比較的、本を読む習慣がある人だと思います。
本を読むことで教養が育まれ、よりよい生活を送る事が出来ます。
読書をすることで、自身の持つ言葉の量(語彙力)が上がることで、様々な表現をすることができます。
また、ビジネスにおいても先人たちの知恵を持ってすれば、どんな難題も解決することができます。
それを続ければ他人の知恵や経験もいずれは自身の経験に変わります。
そうなれば自身の付加価値は一段と高いものへと変わっていくはずです。
その一歩として、今回紹介した読書法が最適なのではないでしょうか?
それでは、今回はこのへんで!
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それでは、次回もお楽しみに!