【2024年開始!】新NISA制度の変更点まとめ

投資

お久しぶりです。ダイスケです。

今回は2024年から新たに始まるNISA制度の変更点をまとめていきます。

新しい制度に変わったことで得られるメリットをわかりやすく説明していきます。

また、現在NISA口座を開設したいと考えている方へ、いつ開設するべきかおすすめのタイミングをまとめています。

それではさっそくやっていきましょう。

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そもそもNISAとは?

NISAとは「少額投資非課税制度」をいい、「少ない金額の投資なら税金をとりませんよ」という制度のことをいいます。

金融庁が個人の資産を預金から投資に変えたいという思惑から2014年から始まった制度で、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの3種類の投資方法がありました。

これらのNISAでは、投資の限度額、非課税期間などがそれぞれ決められていますが、2022年12月16日に「令和5年度税制改正大網」にてNISAの非課税枠の拡充などに触れており、2023年1月29日時点で金融庁より「新NISAの方針」が発表されています。

新制度の変更点

金融庁HPより

変更点として、これまで一般NISAとしていた名称が「成長投資枠」として名称が変更になります。

つみたてNISAは「つみたて投資枠」という名称に変更となっていますが、これらは制度開始時に変更になる可能性はありそうですね。

変更点でのポンイトは以下の5つ

新NISAの大きな変更点

  1. 一般NISAとつみたてNISAが併用可能に変更
  2. 年間投資限度額が増額
  3. 生涯非課税枠が1,800万円に増額
  4. 保有期間の無期限化
  5. ジュニアNISAの廃止

投資をする僕たちにとって、大きなメリットは一般NISAとつみたてNISAの併用が可能になったことと非課税金額が大きく増額されたというところですね。

それぞれの変更点についてはこの後紹介していきます。

この新制度は2024年1月から開始予定で、現状はこの方針のまま進むと思われます。(23年1月29日時点)

一般NISAとつみたてNISAが併用可能!

一般NISA(成長投資枠)とつみたてNISA(つみたて投資枠)が併用可能になりました。

これまではどちらかのみの投資しかできず、口座の切り替えに数週間必要だったりと、かなり面倒でしたが、新制度では2つの投資が併用できるため、口座の切り替えなどは不要になり、より投資の自由度が上がるようになります。

安定したインデックスファンドをつみたて枠で購入し、これから株価が上がりそうだと思う株式などを併用して購入することも可能となるので、非課税で株式投資をすることができます。

年間投資限度額の上限引き上げ!

年間投資限度額が最大360万円に変更となります。

これまでは、一般NISAで120万円、つみたてNISAで40万円まででした。

今回、併用可能になったことで成長投資枠で240万円つみたて投資枠で120万円の合計360万円が年間の投資限度額になりました。

投資は投資金額が重要なことが多く、今回の限度額増額は投資初心者だけでなく、NISA制度を使っている人に大きなメリットを与えてくれますね。

非課税金額の上限引き上げ!

今回、新たに「生涯非課税限度額」というものが設けられました。

これは買付金額ベースで1,800万円分(成長投資枠で1,200万円、つみたて枠で600万円)が非課税の対象となります。

また、買付金額ベースなので例えば年間限度額360万円を5年間購入した場合、生涯非課税限度額1,800万円に到達します。

そうなると6年目は購入はできませんが、5年目まで360万円分売却することで6年目も360万円分新たに購入することができるようになりました。

これまでの制度では一般NISAが120万円×5年=600万円、つみたてNISAが40万円×20年=800万円が実質的な上限金額でした。

現行制度では売却しても限度額が増えることがなかったこともあり、新制度のメリットが大きくみえますね。

NISAの保有期間の無期限化!

現行制度では、一般NISAで5年間、つみたてNISAで20年間の非課税保有期間が設けられていました。

新制度ではこの期間が無期限となった。

それにより長期的な投資戦略を考えることが可能になり、より投資の幅が広がっていきそうですね。

成長投資枠とつみたて枠の併用が可能ということもあり、長期的な戦略とかも面白そうですね。

ジュニアNISAの廃止

0〜17歳の未成年の口座でつみたてが可能だったジュニアNISAが2023年末で廃止されることが決定しました。

2024年以降は非課税期間終了後でも18歳になるまでは非課税にて保有は可能になります。

ジュニアNISAは子供の時から投資にふれるという意味でも大きな役割がありましたが、今回の新制度で廃止になるのは少し残念な気持ちになりますね。

これでNISA口座を新設できるのは18歳以上の成人に限られるので、18歳未満は注意が必要になりますね。

とはいえ、これまでも親などの二等親内の親族が運用管理をしなくてはいけなかったので、未成年だからデメリットがあるというのは感じることは少ないでしょう。

新規口座開設は2024年を待つべきか

これまでは新NISAの制度を説明してきました。

大きなメリットがあり、魅力的な制度に改革されます。

それに伴い、新規で口座開設を考えている人からしたら、「2024年まで待ったほうがいいの?」と考える人もいるのではないでしょうか?

結論、今すぐ始めろ!

というのが僕の個人的な意見です。

松井証券ではNISA開設以外にも、1日の取引金額50万円までは手数料無料!

投資は長期的な目線で見ると利益を得る確率が高くなります。

つまり、2024年1月よりも今すぐ始める方が数ヶ月分の利益が高くなります。(100%ではないですが・・・。)

そのため今口座開設を悩まれているのであれば、この機会に始めてみることをおすすめします。

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