【経営の原則に立ち戻れ】これからの経営に必要な41のこと【岩田松雄】

Book

こんにちは、ダイスケです。

今回は、以前紹介した「『ついていきたい』と思われるリーダーになる51の考え方」を書かれた、元スターバックスCEOの岩田松雄さんが書かれた経営についての本を紹介したいと思います。

以前の記事はこちらからどうぞ

スターバックスをはじめ、3社の売上をV字回復、最高売上を達成させた岩田さんの経営思考が書かれている本です。

経営者以外にも、必要なスキルや思考法が紹介されています。

それでは、さっそく行ってみましょう!

本の概要

この本は2013年に発刊されました。

この当時から、時代の変化のスピードが早くなり、グローバル化の流れが押し寄せている状況でした。

革新的な発見新たな経営理論で時代の流れに対応するという本が多く出版されていた中で、筆者の岩田さんは、「原理原則」に立ち戻り、「本質」を極めることが大切だと説いています。

こと、接客業や小売業は企業の存在理由を含め、原点に立ち戻る必要があるとしています。

「自分たちの会社はなんのために存在するのか」

この問いかけに、スターバックスやザ・ボディショップのCEOを勤め、業績をV字回復させた経営者の岩田さんなりの解決方法や今後の企業存続法などが、41コのエッセンスとして書かれています。

良いことばかりではなく、岩田さんにとって苦い事実に言及しており、経営の実用書的な使い方もできる一冊です。

会社はなんのために存在するのか

みなさんは会社員として働いていますか?

会社員である方は「うちの会社はなんであるんだろう?」

と考えたことはありませんか?

岩田さんは、会社が存続する理由はただ1つしかないと仰られています。

それは、

「世の中を良くすること」

会社が存続する理由はこの1つのみと断言してもいいでしょう。

そして、もう1つは、世の中を良くするためには

「Going Cocern(継続企業)」

も重要だと言っています。

つまり、会社は赤字で倒産してはならない。ということです。

利益を確保するのはそのための手段です。

しかし、企業が存在する「本質」が分かっても会社はよくなりません。

その「本質」を社員やスタッフと共有してこそ、初めて経営がうまく回って行きます。

まずは、経営者が“企業の存在理由を、明確に、しっかりと掲げる”必要があります。

そうすることで、すべての社員やスタッフ、アルバイト、役員の全員が「経営者」になっていきます。

これこそが、厳しい時代に必要な原理原則になっていきます。

何事もうまくいかない時にこそ

「仕事をするならPDCAをしっかり回せ!」

社会人なら必ず一度は耳にした言葉なのではないでしょうか?

Plan(計画)

Do(実行)

Check(検証)

Action(再実行)

この4つのサイクルを行う事で問題が出てきたときの対処を考え、次の行動を改善するために行われます。

創業したばかりであればそれでもいいですが、ほとんどの会社は経営が継続している途中からPDCAを回せと言います。

しかし、継続経営している会社でPlanから行うのはおかしなことだと思いませんか?

ザ・ボディショップのCEOに着任した岩田さんは、まず最初に「Check」から行ったそうです。

また、普通は「Plan」と「Do」は一所懸命にやりますが、怠りがちな「Check]と「Action」にも同じくらいのパワーを割くため

CAPDo(キャップドゥ)

というものに変更したそうです。

確認から始まり、変化させ計画を練り、それを実行する。

これが岩田さんがザ・ボディショップで実行したことです。

先に「Check(確認)」をすることで「Fact(事実)」が分かり、何を変えなくてはいけないかが分かるようになります。

事実が分かれば、謙虚にならざるおえません。

しかしその事実に目を背けた会社が倒産していくということです。

事実を目の前にするのは辛いこともあるでしょう。

しっかりと事実と向き合わなくては顧客のニーズに応えることは出来ず、社会に淘汰されていくことでしょう。

経営に行き詰まったり、会社の仕事で行き詰まった場合は原点に立ち止まり、「何がダメなのか」という事実に基づいたものを改善していけば必ず成果に結びつくはずです。

経営がうまくいかない理由

会社自体や部門で経営もしくは売上が下がっている人に伺います。

会社に無意味な「しきたり」や「制度」はありませんか?

時間を無駄にしたり、その制度が自体を悪化させてしまったりというものがありませんか?

そのような無意味な「しきたり」や「制度」はすぐに見直しをしなくてはいけません。

例えば、会議にしてもそうです。

会議で使用する資料に時間を割き、顧客のために使うべき時間を浪費しているという事はないでしょうか?

このような日常茶飯事なことはスタッフを「本質」から遠ざけています。

そもそも、その会議は本当に必要なのでしょうか?

岩田さんもザ・ボディショップ時代に、毎週月曜日に定例会議があったそうです。

その会議では、全店舗の売上報告を習慣的に行っており、その会議資料の作成に前日の午後を潰していた店長もいたそうです。

1番売上の良い、貴重な日曜日の午後に会議の資料作成を行っていたそうです。

この資料作成は必要かもしれません。

ですが、1番お客様と接することのできる時間を潰し、作成するほどのことではないと判断し、定例会議を火曜日に変更しました。

つまり、惰性で行っていたムダな風習を、お客様のために時間を充てられるように変化を加えました。

企業の存在理由は「世の中を良くすること」です。

良い商品を広めるための時間を作るという、お客様目線になるように心がける。

それが、うまくいかない企業がまずやるべきことです。

「本質」は何なのか?

「誰に向かって時間を割いているのか?」

これらのことにテコを入れることができれば、必然的に経営はうまくいきます。

ダイスケ的まとめ

企業の存在理由とは何か。

それに立ち戻ることで、これからの厳しい時代に対応することができるのではないかと思います。

「お客様目線に立って」

という言葉もありますが、本当にそれが実行されているのか?

経営者や今業務で困っている人はもう一度原点に立って考えてみてはいかがでしょうか?

経済が上向きのときは問題ありませんが、下向きになるにつれてお客様の視線は厳しくなって行きます。

これまで良かったことが、これからは許されない時代も訪れるかもしれません。

そんなときに「本質」に立ち戻ることのできない企業は淘汰されて行くのではないでしょうか。

そして、「本質」に立ち戻ることのできる企業はお客様だけではなく、スタッフからも愛され、ますます発展していくことができます。

この本はそんな「本質」に立ち戻らせてくれる一冊でした。

それでは今回はこの辺で!

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それでは、次回もお楽しみ!

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