こんにちは、ダイスケです。
このブログを読む前に、自分自身へこう問いかけてみてください。
怒りや悩みで時間を無駄にしてはいないか?
他人の目ばかりを気にしていないか?
本当にすべきことに全力を注いでいるか?
これらのことに、1つでも「No」となった人はこのブログを読んで下さい。
筆者の田村さんは、この本を通じて、
「前向きな成果を何も生み出さない行為に時間やエネルギーを費やすことをやめてほしい。」
と綴っています。
この本は、「アホ」と呼ばれるマイナスな存在から逃げる、「非戦の書」です。
一度きりの大切な人生を輝かせるためにつかって下さい。
それでは行きましょう!
本の概要
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この本は、元政治家の田村耕太郎さんが、自身の活動中に体験したエピソードを基に、なぜ「アホ」と戦ってはダメなのかまとめられています。
この本でいう「アホ」とは、
あなたがわざわざ戦ったり、悩んだりする価値のない人間である。
そして、不条理な人物である。
時として正当な理由もなくあなたの足を引っ張ってくる当たり屋でもある。
あなたに体当たりをして絡んで、自分の価値を上げようとする人物だ。
本書より抜粋
このような人を総じて、本書では「アホ」と定義しています。
それではなぜアホと戦っては行けないのか。
「アホ」と戦うと限られた時間もエネルギーも無駄にしてしまうからです。
田村さんは大切な人生を「アホ」と戦い、ムダにしてしまわぬよう、人生の先輩としてアドバイスをしている。
そんな本です。
「アホ」と戦う人の特徴
田村さんは、「アホ」と無駄な戦いをする人に5つの特徴があるとしています。
- 正義感が強い。
- 自身にあふれている。
- 責任感が強い。
- プライドが高い。
- おせっかい。
このような人は「アホ」と戦ってしまう
それではこれらの特徴に人を深堀りしてみたいと思います。
正義感が強い
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正義感が強い人は、基本的に善悪を判断基準にしている人が多く、正しい事をしている人は勝つと思っている人が多い傾向にあります。
時代劇やヒーローモノが好きな方は、悪を倒し、正義が勝つという展開が好きだと思います。
しかし、世の中では正義が必ず勝つことばかりではありません。
不条理がまかり通る事も社会ではしばしばあることです。
正義感が強いタイプは、悪と捉えてしまった人と戦ってしまいます。
そんな人は、
「仕事に敵という発想はいらない。」
という考えをオススメします。
勝つべき悪(敵)が居るから、戦わなくてはいけないと思ってしまいます。
仕事では、ライバルはいるが「敵」はいません。
自分がうまく立ち回ることで、ライバルも味方にすることができます。
ですので、「敵」ではなく、「ライバル」もしくは「味方につけれる相手」と捉えましょう。
自信にあふれている
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自信にあふれている人は、常に自分が正しいと考えている人です。
自信があるということは、
相手を論破できるという自信。
相手に権力闘争で勝てるという自信。
相手に成果で勝つ自信。
実績に基づく自信もあると思います。
それらの全てはたしかに良いことではあります。
ですが、こと「アホ」と戦う事に関して言うとあまり良い方向には向かわないと言われています。
理由は、「アホ」は上から目線で論破調で来られることを嫌います。
上から来られた人は、不快な気持ちをいだき、無駄な嫌がらせの原因になったりします。
このような人は、自信のあるときは「脇が甘くなってきている」と思ってください。
自信家は、自身の成功体験でどんどん脇が甘くなっていきます。
その成功体験が次への準備を怠らせ、未来への想定もあまくなりがちになります。
そのことで失敗を招いたり、いらぬ誤解を与えてしまうかもしれません。
「自信があるときこそ、自信のある人こそ、謙虚にそして危機感を持って対応すべき。」
この事は古今東西における、すべての歴史が証明しています。
そのことを理解しておきましょう。
責任感が強い
責任感が強い人は、総じて正義感が強い人でもあります。
ただ、正義感の強い人と違う点は、行動理由が他者のため場合がほとんどです。
例えば、組織のためにと行動し、人事や業績に責任を感じている人は、他者と戦ってしいます。
その他者が「アホ」だと、せっかく相手のためと行動した時間がムダになってしまいます。
そんな人は、
「人生は、あなたが主役であるべきだ。」
と思ってください。
確かに、責任を持つことは大切です。
ですが、必要以上に責任を感じる事はありません。
あなたの人生は、あなたが主役だということです。
他人の人生は他人が主役であり、そこに割って入る権限はあなたにはありません。
そして、他人の人生は他人の責任です。
「嫌われる勇気」にも書かれていますが、他人の課題と自身の課題は分離しなくてはいけません。
それを分けて考えるとができれば、「アホ」と戦うことが減っていきます。
つまり、自分の人生にエネルギーを注ぐことができるようになります。
プライドが高い
プライドというものは邪魔なものでしかありません。
仕事の質に対するプライド以外不要なものです。
大抵の場合は「他人に良く思われたい」という気持ちが強いにすぎません。
こういう人は、相手になめられたと感じたり、時には怒ったり、機嫌を悪くしたりするのはこのようなタイプの人です。
おせっかい
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おせっかいも正義感に近いですが、他者を正してやろうという気持ちが強い傾向にあります。
「僕の言うことを聞けば、良いようになる」
という気持ちがあり、思うように行動をしないと、論破しようが関係なく自分の意見を押し付けてしまいます。
しかし、「アホ」はこのような論戦は効き目がない場合がほとんどです。
ムダな時間を割くくらいなら、逃げてしまったほうが時間も労力もムダにすることなく過ごすことができます。
これらの特徴のある人は、「アホ」と戦ってしまう可能性があります。
田村さんも何度も書かれていますが、
「アホ」と戦っても時間のムダです。
自分のコントロールできることだけに時間もエネルギーも集中するべきだ!
時間を有意義に使い、自分の人生を歩むためのメソッドです。
ダイスケ的まとめ
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この本は徹頭徹尾、「自分の時間を生きる」にフォーカスしています。
そのなかでも、僕が響いたポイントを紹介したいと思います。
「等身大の自分」を冷静に見極めよ。
本来の目的を見失わず、余計なプライドは捨てろ!
どこかでいい人になりたいから、プライドが出てくる。
自分の人生を楽しみたいから、目的を持って生きる!
等身大の自分を見失った時点でアホと戦い、貴重な時間を損失します。
それを忘れてはならないと感じました。
ゴルフ、カラオケでは愛い奴になれ。
本当に成功したいのならば、他人に「勝った」「負けた」と競う前に、自らの目的・目標を考える。
一時の優越感のために、自分の目的を見失う事はしてはならない。
権力者が偉いわけではない。権力者の持っている権力をうまく使わせてもらう方法を学べ。
田村さんも仕事柄「アホ」と戦う事が多かったようです。
ですが、時間を浪費してると感じており、今回の本を執筆したそうです。
貴重な時間を生み出し、人生を楽しむために「アホ」とは付き合わないようにする。
もしくは、上手に付き合う術を知ることで、自分の人生をより、自分のために使うことができるようになります。
今回の本は、対人関係でイライラする事がある人に一度読んでほしい一冊です。
それでは今回はこのあたりで!
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