こんにちは、ダイスケです。
今回はホリエモンの「多動力」という本を紹介していきます。
多くの事業を手掛けているホリエモンですが、ホリエモンの仕事に対する考えの根幹は何なのか?
それを教えてくれる本です。
仕事で悩みのある方
人生がつまらないと思う方
そんな方々に「楽しく生きる」ための方法を教えてくれます。
それでは行ってみましょう!
本の概要
みなさんは❝多動力❞と聞いて何を思い浮かべますか?
「多動力」とは、
いくつもの異なる事を同時にこなす力の事を言います。
しかし、人間の脳は同時にこなせるタスクは限りがあります。
そのため大抵の場合、興味があるものがどんどん移り変わってしまい、結果的に落ち着きのない人という印象になってしまいます。
ですが、インターネットの発展で、あらゆる産業の壁が壊れて来ています。
あらゆる産業の壁が壊れる事で、これからはタテの壁を超えていく人が活躍する時代がくると言われています。
そして「越境者」になるには多動力が必要になります。
多動力を身につける事で、人生は楽しくなり、充実したものにすることができるそうです。
これを読まれたあなたは、仕事についてどのように向き合えば良いのか考えを改めさせられると思います。
多動」で生きる
多動で生きるとは、次から次に興味が移り変わる生き方を言います。
そんな生き方に否定的な方も多いかと思います。
ですが、これからはそのような生き方が、より豊かな人生を送る事ができると言われています。
その理由として、インターネットの発達があります。
インターネットが僕たちを世界と繋ぎ、様々なモノへとアクセスすることが出来てきました。
インターネットの発達であらゆる産業の壁を壊しています。
こんな時代になったからこそ壁を越境する事が求められていとホリエモンは語っています。
3つの肩書を持つ
「終身雇用の崩壊」、「年功序列の崩壊」が着々と進んでいます。
そんな時代だからこそ
1つの仕事に定年まで全うするという事が幻想となっていきます。
AI技術の進歩で僕たちの価値は下がっていくと予想されます。
そのなかで、「レアカードになる方法」として紹介されているのが、「3つの肩書を持つ」というものです。
これからは複数の肩書きを持ち、多面的な活動をしている人が脚光を浴びる時代がやってきます。
では、3つの肩書きを持つとは具体的にどのようにすればいいのか。
それは単純にスキルを身に付ける他ありません。
1つの目安として、
1つのことに1万時間取り組む1つの事に取り組めば誰でも「100人に1人」の人材になれます。
1万時間というのは、1日6時間で5年間。
1つの仕事に集中すると、その分野に長けた人材になれます。
「100人に1人」×「100人に1人」で「1万人に1人」の人材になります。
さらにもう一分野を極める事で、「100万人に1人」の人材になることが出来ます。
1つの分野では得られない視点を複数の肩書きを持つことで、代わりのきかない人材になることが出来ます。
結果的に「面白い仕事」が舞い込んできます。
「この肩書で一生食っていく」などと言わずに、複数のわらじを履くようにしましょう。
- あなたの肩書を紙に書いてみよう。
- 3つ以上ない人は反省しよう。
- 反省(2秒)が終わったら、ほしい肩書を理想で良いので書き出してみよう。
- では、その肩書を手に入れるにはどうしたら良いか。具体的に1万時間を捻出するための計画を立てよう。
仕事を選ぶ勇気
最強の仕事術とはなんだと思いますか?
それは、
「仕事を選ぶ」
というものです。
これだけ聞くと「わがまま」社員という印象を持たれるかもしれませんが、仕事を選ぶ事で得られる効果は大きく2つあります。
①成果を出しやすくなる
②自身進むべき道が現れる
この2点が仕事を選ぶことで得られるメリットです。
それぞれ理由については、仕事を選ぶことで「好きな」仕事に熱中できるためイヤイヤやるよりものめりこんだり、良いアイデアが出たりするため、結果として成果に繋がりやすいです。
そして、これを続けると次に「やらない仕事」というものをリスト化できるようになってきます。
「これは自分のやることではない!」
とリストに乗っている物で仕分けができるようになるので、より自分のためになる仕事に専念することができるようになります。
結果として、それが自分の人生の指針(羅針盤)として機能していきます。
- 「受けない仕事リスト」を作ろう。
- 来た仕事でピンと来ないもの、続けているけど辞めたい仕事を「受けない仕事リスト」に入れよう。
- そのリストはあなたの人生の羅針盤となる。
- やらない事を決めることで、進むべき道が現れるのだ。
さよならストレス
多動で生きるには、「健康第一」です。
そのための秘訣として「良質な睡眠」と「ストレスのない生活」を送る事が大切になってきます。
ストレスのない生活を送るためには
「やりたくないこと」はやらない
「付き合いたくない人」とは付き合わない
これらが鉄則となってきます。
なかなか実践出来ない人もいるかもしれませんが、やはりこれからの時代を生きていくためには必要な事となります。
- 言いたいことを言ってみよう。
- 食べたいものを食べてみよう。
- やりたいことをやってみよう。
- 自分で自分を縛る必要はない。周りの目は気にせず、生きたいように生きればいい。
ダイスケ的まとめ
今回紹介した、ホリエモンの「多動力」を読み感じたことは
自分の人生を最高に謳歌するということに尽きるのではないかと思います。
遠慮することで自分の人生を浪費して、気づけば年を取っているなんて言うのも往々にあります。
僕がこの本に魅力を感じたのも、そんな自分の人生を謳歌しているホリエモンの姿を見ているからなのかもしれません。
この本をオススメしたい人は
人生をつまらないと感じている人に読んでほしい1冊です。
ビジネス本でありながら、人生の自己啓発にもなっているので、悩みを解決したい方にはオススメの一冊です。
それでは、今日はこの辺で!