お久しぶりです。ダイスケです。
今回はメンタリストDaiGoさんの書かれた「超戦略ノート術」を紹介していきます。
勉強や仕事で使うことのできるノート術を紹介されており、目標達成を手助けしてくれること間違いなしの方法でした。
天才DaiGoさんがどんなノート術を使われているのか、さっそくいってみましょう!
本の概要
僕は新しい資格試験に向けて、効率的に勉強したことを覚えたいと思い、この本を手に取りました。
勉強を効率的に学ぶにはどうしたらいいか?
それを”科学的”に紹介してくれたのがこの本です。
多くの人は間違ったノート術を使うから、学んだ知識を結果に変えることができません。
間違ったノート術とは、
- 黒板に書かれた通りに記録する。
- 学んだことを整然と書き込む。
- 教科書の進行に沿って書く。
- 黒板をスマホで撮影、講義を録音する。
このような”よくあるノート”は科学的にも覚えにくいノート術だそうです。
思い返せば僕の学生時代も黒板に書かれていることを”きれい”に書き写すのがいいと思っていました。
DaiGoさんは自分で考えずに書き写すノートは受け身で、記憶に残りづらいそうです。
確かに書き写しても、書き写すことに集中して、その内容をあまり理解していなかった気がします笑
本書では、これらの「ノートとはこうあるべきだ」という思い込みをぶっ壊し、正しいノート術つまり「覚えやすいノート術」をこの本は教えてくれます。
しかも、複数のノート術を紹介しているので、自分自身にあったノート術を身につけることで新しい可能性を手にできるかもしれません。
科学的に正しいノート術・基本
数あるノート術の中で役立つノート術にはいくつかの共通点が存在するそうです。
本書ではその共通点を6つのルールとして紹介しています。
そのルールとは、
- 苦労してまとめる。
- 手書きを重視する。
- どんどん書く。
- イラストを使う。
- ノートを取りながら自分に質問する。
- ノートは追加で書いていく。
このルールが究極に覚えるノート術の基本ルールになります。
最近ではタブレットを使った勉強方法が流行っていますが、紙とペンを使った方が勉強では有効的なようです。
本書では、このルールを使い覚えやすいノート術が4つと5つの追加要素が紹介されています。
その中でも自分にあったものを選ぶことで、知識が身に付くノートになっていきます。
万人に合うノート術というよりは、みなさん一人一人にあったノート術を見つける方が良いのかもしれませんね。
ということで、今回は4つ紹介されているノート術から「WOOPノート」を呼ばれるノート術を紹介したいと思います。
おすすめノート術「WOOPノート」
結論から話すと、今回紹介するWOOPノートは、目標と計画実行に適したノート術です。
まずWOOP (ウープ)とはなにか?
・Wish 願望
・Outcome 成果
・Obstacles 障害
・Plan 計画
の4つの意味を持ちます。
目標(願望)を立てて、その目標を達成するための方法(成果)を書き出し、それを邪魔する(障害)ものを洗い出し、対策(計画)を考えておく。
これがWOOPノートの書き方です。
ポイントは障害に対する対策を考えておく点です。
例えば、勉強をするのにスマホをいじってしまうという障害があるとします。
その対策として、スマホを親に預けるや使用制限を設定するなどの対策をします。
これらを書き出すことで、もし何かが起きたらこうするという「実行意図」という心理現象を使うことができます。
この心理現象を使い、あらかじめ行動にルールを設定することで目標達成率が向上するという研究結果があります。
if-then(イフゼン)プランニングとも呼ばれ、「Xが起きたら、Yをする」というルールを決めておくことが計画的に勉強するにはいいそうです。
DaiGoさんはさらに、アカンタビリティ・チャートと呼ばれる方法もWOOPノートと合わせて使っています。
アカンタビリティは、時間管理のことをいいます。
〇〇時までに5ページ勉強するという目標を書いても、その通りに進まなかった経験はないでしょうか?
その目標達成ができない原因の1つに時間の見積もりが甘いということがあがります。
アカンタビリティ・チャートは1日の目標と理想的なスケジュールを書き、必要な時間まで書き出していきます。
1日の最後にそのスケジュール通りに進めることができたのか振り返ります。
もしスケジュール通りに進んでいなかったらどうするのか?
その時は、3つの見直しポイントを抑えるといいです。
1つ目が、目標の難易度です。
そもそもの目標が高すぎては、理想的な1日をクリアすることが困難になっていきます。
目標設定の難易度の見極めとして、およそ85%以上達成できることがいいそうです。
あまりに高い目標はモチベーションアップに繋がらないので見直しの際に自分にあった目標なのか見極める必要がありそうですね。
ダイスケ的まとめ
今回はDaiGoさんのノート術を紹介しました。
記録のノートから記憶のノートになるノート術には技術があるのだと知ることができます。
複数の技術が紹介されてるので自分にあったノート術を学ぶ第一歩として最適な1冊ではないかと思います。
2022年は2つの資格勉強を始める予定です。
どちらの資格を取得するためにも、今回紹介したWOOPノート術を使っていきたと思います。
ぜひみなさんも仕事や勉強に活かしてみてはいかがでしょうか?
それでは次回のブログもお楽しみに!