こんにちは、ダイスケです。
みなさんは自分がやりたいと思えることをはっきりと言えますか?
今回紹介する本は、自分のやりたいことを再発掘させてくれる方法が書かれています。
本当にやりたいことはなんなのか?
それを見つけて、本来の自分を取り戻すことができる1冊を紹介します。
それでは、さっそくいってみましょう!
本の概要
実はこの本は25年以上前に出版されたものです。
現代人は仕事や家事に追われて、自分自身を見失い死んだような生活を送っている。
そんな人生の中で創造性を養う、あるいは創造性を回復させることが求められていると感じた筆者のジュリアさん。
彼女はどんな人にも生まれながらに創造性を持っているといっています。
しかし、創造性は日常に忙殺され隠れてしまっているそうです。
その隠れた創造性を回復させるエクササイズが本書で紹介されています。
基本ツールは2つありますが、その基本ツールを使い12週間のエクササイズを行います。
一見、12週間もやるのかよと思われるかもしれません。
ですが、実際にやってみるとそこまで難しいこともなく、僕自身も簡単に継続して取り組むことができました。
エクササイズから得られる効果として、
創造的になり、活力を手にすることができます。
この本は、60歳を迎え仕事を終えた人々に、老後に何をするのかを与える本でした。
ですが、その考え方が現代社会の若者に必要なものあったため、新版として発刊されたのかもしれません。
自分を取り戻す方法
この本で紹介されている「自分を取り戻す方法」として2つの方法と、考え方が書かれています。
2つの方法とは、
ノートを書く
と
散歩をする
という2つの方法です。
これを聞いて、「そんなんでいいの?」と思われたかも人も多いと思います。
この本を読むと終始この方法を使いましょうと書かれています。
本書では、ノートを書くことを「モーニングページ」と読んでいます。
本書に続編では、「モーニング・ノート」なんて呼び方もあります。
散歩することは「アーティストデート」と呼ばれています。
この2つのツールを使い、12週間のエクササイズを行います。
1週間ごとに振り返る時間があり、この1週間のエクササイズで得られたことや、自身が考えていたことを振り返ります。
モーニングページ
モーニングページはA4ノートにひたすら「今」考えていることを書きなぐります。
ただ、それだけなんですが、ポイントが3つあります。
1つ目は、“毎朝”行うとことです。
モーニングページを書き始めると日記のようなものだと感じることがあります。
ですが、日記と違う点が朝に書くところです。
その日の振り返りを目的としている日記と違い、モーニングページは今日1日の始まりを書いていきます。
そのため、明るい内容、将来への希望を書きやすくなります。
過去を振り返るのと違い、未来への希望を書くのでその未来に近づこうと1日を行動します。
そうすることでポジティブな思考になり、創造性を回復することにつながっていきます。
本書では「思考の排水」と書かれていますが、雑念を書くことで頭がスッキリします。
僕もモーニングページを継続できているのは、この頭がスッキリする感覚にやみつきになってしまったからかもしれません。
2つ目は、“3ページ”書くということです。
3ページに書くとある程度の思考が排除されていきます。
「これ以上考えられない!」
というような感覚になり、その中に創造的なアイデアが出てきたりするそうです。
この3ページ書くというのが、開始当初で一番つらいかもしれません。
A4ノートで3ページって意外と書ける量が多いんですよね。
僕も開始当初は毎朝3ページ書いていました。
ただ、書き切るまでに90分も時間を使ってしまい、朝の貴重な時間を使いすぎている気がしました。
なので、僕の場合は毎朝30分もしくは、最低1ページを書くというルールにしました。
そうすることでモーニングページに集中し、毎日継続できました。
僕はこの方法でも十分効果を得ることができています。
もし、毎朝忙しい人は僕のようなルールを作ってみてはどうでしょうか?
3つ目は、“誰かに見せない”ということです。
このノートは他人に見せるものではありません。
モーニングページは自身の気持ちややりたいと気持ちを整理するためであり、そこに他人の意見が入ってしまうと意味がなくなってしまいます。
せっかく回復してきた創造性が他人の意見で損なわれてしまっては意味がありません。
そして、他人に見せないことで自分自身の言葉で、”今”の気持ちを書くことができます。
今、このブログで書いている言葉は、皆さんにお伝えするために変換しています。
僕もモーニングページでは、もっとラフで大雑把な言葉を使っています。
そのほうがより、自分らしく、本来の自分を表現できていると思います。
それは誰にも見せないという安全圏があるためで、それは守るべきルールなのです。
ちなみに僕のおすすめのノートは紳士なノートです。
枚数も多く書き心地も良いため、モーニングページに没頭することができます。
アーティストデート
次に紹介するのがアーティストデートと呼ばれるものです。
カッコよく書かれていますが、要するに「散歩」です。
週2時間程度の散歩をしますが、その際にはスマホなどは持たないようにします。
これは「内なるアーティスト」との対話と本書では言われています。
要すると興味のあるところに行くということです。
現代社会では自分の興味を持ったところにも行けない人が多くいます。
その時間を取るためのアーティストデートなのです。
本書では数百円を持ち、興味を持ったものにお金を払ってみるのもいいと書かれています。
子供のときのように、小銭だけをもち、興味のあるモノにお金を払って見るのもいいかもしれませんね。
それが例え他人から馬鹿にされるようなものでも、あなたにとっては貴重な創造性の1つかもしれません。
また、散歩自体にもメンタル回復の効果があるため、何も持たず目的もなく歩くだけでもいいかもしれませんね。
ダイスケ的まとめ
今回は、ずっとやりたいことを探している人への1冊をご紹介しました。
ノートと散歩の2つのツールを使い、12週間のエクササイズを取り入れる。
それだけで多くの創造性=やりたいことを叶えることができるようになります。
やりたいことを見つけたり、それをすることで新たな発見や出会いがあったりするのが老後の人生を過ごす上で大きな価値になっていきます。
僕のような20代では、より自分らしい生き方はなにか?
仕事の合間でやりたいことを見つけ、行動していくのに必要なものは何なのかというのを教えてくれる方法になります。
12週間が過ぎ、新たな自分との出会いや新しい習慣を見に付けることで、自分の人生を変えるきっかけになるのではないでしょうか?
ぜひ、このブログを読んで興味をもたれましたら、リンクから本書を購入してみてください!
それでは、今回はこのへんで!
次回もお楽しみください!