こんにちは、ダイスケです。
今回紹介する本は、筑波大学准教授の落合陽一さんと実業家の堀江貴文さんの共著
「10年後の仕事図鑑」
をご紹介したいと思います。
この本が解決してくれる事
この本が解決してくれることは、
未来の仕事ビジョンが思い浮かぶ
「生まれる仕事」「伸びる仕事」を知り、考えるきっかけになる
新しい“常識”を教えてくれる
これらのことを既存の職業と照らし合わせて学ぶことが出来ます。
この本を読んだ後で、皆さんの職種は大丈夫ですか?
と、問いかけたくなる一冊です。
新しい“常識”とは
新しい常識とは、AIや仮想通貨の発達で起きる革命と呼ぶべきものです。
今まで必要だった仕事が、AIの出現で不要になってくると予想されるものを紹介したいと思います。
公務員
役所の仕事が今後少なくなって行くと考えられます。
特に市民を相手にする窓口業務は、AIに取って代わるポジションです。
今後、公文書のIoT化が進めば必ず窓口業務は減っていきます。
(公務員だから安泰という時代は終わりを迎えます。)
管理職
これまでと違いAIが発達することで「感情」による評価が不要になります。
つまり評価が100%実績によるものに変化していくとされます。
そうなれば感情で評価していた上司が不要になり、ごますりが上手な人間淘汰される時代になってくると言われています。
現場管理
建設業や土木作業などで、精密な現場作業をする人は求められます。
しかし、データに基づく効率的な労働プランを作るのは、人よりAIのほうが得意です。
いずれはAIの現場指示で人が実働する日が来ると考えられます。
(現場管理をしている僕からしたら困ったものです・・・。)
コンビニのレジ打ち
残念ながら学生のバイトの代名詞コンビニもいずれレジ打ち業務がなくなります。
実際にアメリカではAmazonが「Amazon GO」というコンビニサービスを始めました。
店内のモノをカメラやセンサーで購入したか判別出来るようにしています。
万引対策はもとより、レジ打ちの人件費なども大幅に減少する効果があり、今後日本での導入も始まってくると思います。
さらに中国では「信用スコア」も設定されているそうです。
これまでは減る職業について紹介してきました。
次は皆さんにも、どうしても考えてほしいと思った事だったので紹介したいと思います。
学校はいらない
この本では現代の教育方法についても言及しています。
大学准教授の落合さんが教育について話しをするとかなりの説得力があります。
学校がいらない理由
「本当はそんなこと学ばなくていい」ということを9年ないし15年間やらされてしまう。
旧世代の社会システムではそれでも良かったが、採用システムが変化しつつある現代では、教育方法も変化させる必要があるとおっしゃられています。
最近、中学生ブロガーが月6桁の収益を稼いだことが話題となっています。
僕は今後このような中学生が増えていくのではないかと思います。
落合さんはこのようなことを数年前から見通していたのではないでしょうか?
この他にも10代〜30代に影響力のあるインフルエンサーはほとんど「学校教育否定側」です。
僕も学ぶ機会を与えることには賛成ですが、画一的な学びで平均者を量産することには反対です。
今後、教育の分野にもメスが入って行くと考えられます。
ダイスケ的まとめ
いかがだったでしょうか?
僕がこの本を読んだ感想を僕なりにまとめていきたいと思います。
ポイントは2点あります。
まずは、今後減少していく職種で働いている人についてです。
正直、僕自身も淘汰させる職種に就いています。
そのなかでAIと共存をし、付加価値を生み出す人材になれば、ますます活躍することが出来るのではないかと思います。
そして、業界という枠組みを超えた活躍が出来ると思っています。
次に、今後の教育についてです。
10代〜30代に影響が大きい方々が「今の学校教育はいらない」と言っています。
これに影響を受けた方々が今後教育分野にメスを入れていくのではないかと考えています。
画一的教育から「好きを学ぶ」というものに変化していくのではないかと思います。
そうなれば今まであった「学区」という概念もなくなり、より自由な生活を送ることが出来るのではないでしょうか?
5Gの通信規格導入がこれをますます加速させると考えています。
以上がダイスケ的まとめとなります。
この本は将来を考えるきっかけとなる一冊となっています。
将来といえど、1年や2年後にいきなり訪れる可能性もあることが書かれているので、AIの代替えされてしまいそうな職種に就かれている方はぜひ購読ください。
それでは今日はこの辺で!