【転職に不安を感じたらこれ】科学的な適職【鈴木祐】

Book

こんにちは、ダイスケです。

本日は、僕のメンターから紹介してもらった鈴木祐さんの「科学的な適職」という本を紹介していきたいと思います。

この本は、ほぼすべてが科学的な観点から書かれている本です。

ですが、読みすすめると割と当たっているなと感じるところが多く、サクッと読める本でした。

就職や転職に悩んでいる方は、ぜひ読んでほしい一冊です。

それでは行ってみましょう!

本の概要

この本は、「転職」、「複業」、「独立」といった多様化するキャリア選択が進む時代における、

❝自分にぴったりの仕事❞

を選ぶために書かれた本です。

人生の岐路で役立つ、意思決定技術を5つのステップで紹介しています。

この本の背景や紹介している手法全てが研究や実験の分析によるもので、

まさしく「科学的な」適職選び

が書かれていました。

後述しますが、僕たちが考える幸せな仕事とデータで見る幸福感の強い仕事では大きな違いがありました。

僕自身も読んでいて、大変勉強になりました。

これを読んだあなたも自分の仕事について考えさせられると思います。

なぜキャリア選びに失敗するのか

「なんでもっと良い仕事を選ばなかったのだろう・・・」

「あんな職場はすぐにでも辞めるべきだった・・・」

転職に失敗した社会人の決り文句ではないでしょうか?

ですが、この言葉を実際に発していたのは、100歳近くの老人だったそうです。

2012年にアメリカのコーネル大学が1500人の老人に行った、

「人生でもっとも後悔したことは?」

というアンケートで出てきた回答です。

一番多かった回答が「職業選択への未練」でした。

老人たちの多くは自らのキャリア選択を悔やみ続けていたようです。

僕たちはなぜキャリア選択を誤るのでしょう?

筆者は明確に1つの答えを出しています。

「視野狭窄(しやきょうさく)」

視野狭窄とは、物事の一面しか注目できなくなり、その他の可能性をまったく考えられない状態の事。

就職や転職で失敗する人の7割はこの「視野狭窄」に陥っているそうです。

適職探しの5ステップ

視野狭窄から抜け出す方法として、5つのステップを紹介しています。

  • ステップ1:幻想から目覚める(Access the truth)
  • ステップ2:未来を広げる(Widen your future)
  • ステップ3:悪を取り除く(Avoid evil)
  • ステップ4:歪みに気づく(Keep human dais out)
  • ステップ5:やりがいを再構築する(Engage in your work)

これらの英語の頭文字を取り、「AWAKE(アウェイク)」と呼びます。

このAWAKEのステップを順に辿る事で

  • 意思決定の精度を上げて正しい仕事を選ぶ
  • 正しい仕事を通じて人生の幸福度を上げる

これらを達成する可能性を広げています。

職業選択にありがちな【7つの大罪】

人は職業選択で幻想を抱いています。

かくも成功者達の体験談にあふれた時代になりました。

スマホを使えば、世の中の「成功者」と呼ばれる人たちの体験談を知る事が出来ます。

仕事選びでは【あなた】が幸福感を持てる職を選べるかが重要になってきます。

そこで、筆者は仕事選びにおける7つの定番なミスを紹介しています。

  1. 好きを仕事にする
  2. 給料の多さで選ぶ
  3. 業界や業種で選ぶ
  4. 仕事の楽しさで選ぶ
  5. 性格テストで選ぶ
  6. 直感で選ぶ
  7. 適正に合った仕事を求める

これらが定番のミスです。

このミスをしっかりと理解しておくことで、大きな失敗を未然に防ぐ事が出来ます。

どのミスもキャリアアドバイスでよく耳にする言葉だと思います。

この7つが仕事選びで起きるミスであれば、僕たちはどうやって仕事選びをすれば良いと思いますか?

その答えを探すべく、次のステップでは「仕事で得る幸福」とはなにかを紹介しています。

仕事の幸福度を決める【7つの徳目】

先程も書きましたが、僕たちはすぐに視野狭窄に陥ります。

「仕事での幸せは給料だ!」

という人もいるかと思います。

もしくは、「地域貢献だ!」と思う人もいると思います。

様々な意見があって良いのですが、大事なことは

全ては視野を広げる事から始まる!!

ということです。

そして、259のメタ分析を行った「仕事の満足度」の調査では以下の7点が明らかになりました。

  1. 自由:仕事の裁量権はあるか?
  2. 達成:前に進んでいる感覚はあるか?
  3. 焦点:自身のモチベーションタイプに合っているか?
  4. 明確:なすべきことやビジョン、評価軸はハッキリしているか?
  5. 多様:作業内容にバリエーションはあるか?
  6. 仲間:助けてくれる友人はいるか?
  7. 貢献:どれだけ世の中に役立つのか?

これらの要素を満たさない仕事は、どれだけ子供の頃から夢に見た職業だろうと、最終的な幸福度は上がらないそうです。

もし就職先が決まっていない人は、とりあえずこの7項目を確認してみてください。

そして、すでに職場を決めている人は7項目をチェックしてみてはいかがでしょうか?

最悪な職場に共通する【8つの悪】

先程の【7つの大罪】をすべて網羅した職場だとしても幸福度が低い職場が存在します。

これからご紹介する8項目は最悪な職場に共通する【8つの悪】です。

この本では、これらの「悪」に満ちた職場は受動喫煙よりも身体に悪いと表現しています。

  1. ワークライフバランスの崩壊
  2. 雇用が不安定
  3. 長時間労働
  4. シフトワーク
  5. 仕事のコントロール権がない
  6. ソーシャル・サポートがない
  7. 組織内に不公平が多い
  8. 長時間通勤

以上の8つのなかで、上位になるほどダメージの大きいものとなっています。

これらの【8つの悪】を完璧に取り除くことは難しいです。

現時点でもっともあなたを幸せにしてくれそうな方法

を紹介したいと思います。

  1. プロコン分析
  2. マトリックス分析
  3. ヒエラルキー分析

これらの分析があなたのコンパスになります。

バイアスを取り除くための【4大技法】

バイアスとは、「偏り」という意味です。

職業選択でも多くの方がバイアスをかけてしまう傾向にあります。

その「偏り」を取り除き、極力フラットな分析を行えるような手法を紹介していきます。

まずは、【4大技法】ですが、

  1. 時間操作系プロトコル
  2. プレモータム
  3. 視点操作系プロトコル
  4. 友人に頼る

以上の4つの手法を紹介しています。

プロトコルとは手順書という意味で、時間と視点を決まった手順とルールを行うと、バイアスを取り除く事ができるようになります。

とはいえ、実際にバイアスと取り除こうとする人は少ないそうです。

やはり「自分の判断は正しい」と誰しもが思いたいものです

ここで重要なのはバイアスは誰もが持っているということです。

つまり、適職探しを行うときは、このバイアスと取り除くことで良い適職に巡り合う可能性が高くなります。

やりがいを再構築するための【7つの計画】

最後に、現状の仕事のやりがいを再構築する方法を紹介したいと思います。

これまでのステップで適職探しのスキルや判断基準を最大化してきました。

ここで一度立ち止まることも必要になってきます。

理由は、今の職場が「そもそも転職するほどの劣悪な環境ではない」という可能性があるからです。

【7つの徳目】にある、仕事の幸福度を上げる項目が満たされていないだけという可能性があります。

転職ってかなりの体力を使いますよね?

そのエネルギーを今の会社での「やりがい」を見つけるのに注いだ方が賢明です。

そのための7つの行動計画を紹介しています。

  1. ビフオー・スケッチ
  2. ビフオー・スケッチの省察
  3. 動機と嗜好のピックアップ
  4. 課題クラフティング
  5. 関係性クラフティング
  6. 認知クラフティング
  7. アクション・プラン

これらの作業を行う事で、今の仕事に対するモチベーションを上げる事ができ、また無意味な転職をしなくてもよくなります。

ダイスケ的まとめ

今回は適職についてまとめた本を紹介しました。

実際読んでみて感じたのは、

僕が思う適職と科学的な適職とは相違していた

という所です。

YouTubeを観ると「今すぐ会社を辞めて、フリーランスになりましょう」といった動画が山程あります。

確かにフリーランスで稼げれば良いのかもしれません。

ですが、フリーランスで稼げるには鬼のような努力やセンスが問われてきます。

この本でもあるように、決してフリーランスが良い仕事というわけではありません。

皆さんそれぞれに適した職は必ずあります。

その職にたどり着けるかは、皆さん次第です。

この本ではその適職に限りなく近づくための指南書として読んで頂ければ、幸福な職に就くことができるのではないでしょうか。

このブログでは、要点のみ紹介しました。

実際の内容では、根拠となる文献分析方法をしっかりと説明してくれています。

就職や転職に悩んでいる方は、ぜひ購入して自分に合った適職選びの一助として使って頂ければと思います。

ちなみにこの筆者は、メンタリストDaiGoさんの動画にリサーチ協力を行っている方です。

DaiGoさんの動画を見られている人はお分かりかと思いますが、研究や論文を元にした精神科学を発信されています。

そのリサーチ協力を行われている方なので、参考文献などの出どころは間違いないと思います。

興味を持たれた方はぜひ、下のリンクからご購入ください。

それでは今日はこの辺で!

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