【コーチングについて学ぶ】ザ・コーチ 最高の自分に出会える『目標の達人ノート』【谷口貴彦】

こんにちは、ダイスケです。

最近、人の「可能性」というものに興味を持ちました。

多くの方に可能性があり、それをどのように引き出すかが大切ではないかと思っています。

そんな中で「コーチング」というものを知りました。

コーチングイベントにも参加し、「コーチングが自らの可能性に気づかず、くすぶっている人に必要なスキルだ!」と思うようになりました。

今回は、そんな「コーチング」について、分かりやすく学べる本を紹介したいと思います。

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本の概要

この本は、星野雅彦という主人公が営業ノルマから逃げたく、公園でサボっていました。

そんなときにベンチで大蔵と名乗る老人と出会います。

実はこの大蔵は、自身の会社を一代で大企業にまで成長させた男でした。

そんな大蔵に「自分が成長する何か」を感じ、仕事に対してモチベーションが上がらないことを相談するようになります。

そこで、大蔵から成功するには【目標の達人】になることを教わります。

成功するには何が必要なのか。

それには、【知識】【道具】【能力】について、真剣に考え、優先して取り組むことを教えてもらいます。

知識を増やし、道具を整え、能力を強化する。

このことを学び、週一回、公園で大蔵と会うことで「目標の達人」になるべく、行動をするというストーリーになっています。

共通認識を持つ

 人は、経験したことや知り得たことを、言葉に変換して記憶しています。

しかし、その記憶方法が”いい加減”であれば、せっかくの蓄積した経験も、“いい加減で曖昧な状態”でたまっています。

このような状態では、効率も悪く、なかなか成績につながりにくくなります。

これは、サラリーマンでも同じ事が言えます。

例えば、上司の命令を受けた人が誤った認識をしていると必ずトラブルが発生します。

そのようなことを回避したり、自分自身の考えを明確に相手へ伝えるために共通の認識を持つことが重要になってきます。

そこで、大蔵は星野に【目標】【目的】【夢】【ゴール】【ビジョン】の5つについて調べさせます。

数日後、調べた星野は次のようにまとめました。

【目標】


目的を達成するために設けた目当て。

つまり、目的を達成するための目印でしかない。

【目的】


成し遂げようと目指す事柄。

目的を達成するために、目標を定め、それに向かい行動する。

【夢】


将来実現させたいと、心の中に思い描いている願い。

決して、世界を変えるという大きな夢でなくても良い。

【ゴール】


目的のための最終的な目印。

ゴールまでの途中の目安や、通過点が目標。

【ビジョン】


将来あるべき姿を描いたもの。

それが、鮮明であり、思い描くだけで楽しいや嬉しいと想像できるもの。

このようにまとめました。

そして、これらを系統ごとにまとめたモノを「ドリームツリー」と呼び、より目的の実現を具体化したものになります。

そして、目標、目的、夢、ゴール、ビジョンを明確に設定し、行動することで得られる恩恵(ベネフィット)が重要だと続きます。

恩恵を考える

大蔵は、目標、目的、夢、ゴール、ビジョンを明確に設定し、行動していくことで、自分が得られる恩恵(ベネフィット)にはどのようなものがあるのか?

と問います。

星野は、妻や子供、同僚や上司から【恩恵】について学び取ろうとします。

【恩恵】


  • 共感者が現れる
  • 精神的成長
  • 人脈が増える
  • 決断力が増す
  • 集中力が高まり、パフォーマンスが高くなる
  • 可能性の扉が開き、想像しなかった未来の自分に会える
  • 精神的視点が高くなり、人生で見る景色が変わる

これらの恩恵を手に入れることができます。

心のブレーキを取り除く

人は、先程の【恩恵】を得ることができると分かっていても行動できない場面があります。

その理由は、「心のブレーキ」にあると言われています。

例えば、自分の夢を設定しても、他人から非難や否定をされるかもしれません。

その非難や否定されることを恐れることが、夢や目的を持つことが恥ずかしい事なんだと思ってしまいます。

この「心のブレーキ」を取り除く方法を知ることで、自身の行動が促され、自分のありたい姿に近づくことできるようになります。

大蔵は、7つの方法を教えてくれます。

【恩恵】


  1. 小さいゴールを多く設定する。
  2. 知識をしっかり学ぶ。
  3. 思い込みを書き換える。
  4. 価値観を変える。
  5. 失敗や挫折の意味を変える。
  6. 小さな決断と選択をする練習をする。
  7. 自分自身の変化に慣れる。

これらの小さな積み重ねが、将来の自分を変え、ありたい人間像になることができるようになります。

しかし、これらは1人でこなすことが難しく、コーチングではこの「心のブレーキ」を外し、その人自身が行動するように促すことをしていきます。

ダイスケ的まとめ

今回は、コーチングについて書かれている本を紹介しました。

物語の主人公は星野という人物ですが、筆者の谷口さんの経歴を見ると、おそらく谷口さん自身の経験なのでは無いかと思います。

サラリーマン時代に出会った素晴らしいコーチから、コーチングについて学び、数年後にはコーチとして独立するまでになりました。

現在は、一般社団法人日本スポーツコーチング協会代表理事をされています。

今回、コーチングをやる意味を僕なりに考えてみました。

コーチングは、一人ひとりに合わせた目的設定を行い、その達成に向けたバックアップをする人の事だと思います。

目的には、ワクワクするような夢を設定してもいいし、今の課題を克服するためでもいい。

肝心なことは、夢の達成や課題の克服の”答え”は自分自身の中にあるということです。

自分では気づいていないだけで、それを引き出してくれる存在がコーチと呼ばれる人たちなのではないでしょうか。

僕は、この本を読みコーチングに更に興味を持ちました。

多くの方は、自身の可能性に気づいていないと思います。

僕は、常に盛り上がることを考えています。

コーチングで多くの方が行動的になり、自身の夢を実現することが増えれば、周りもどんどん盛り上がってくれるのではないかと、そう考えています。

皆さんも、もし悩みや自身の行動に疑問を持つことがあれば、ぜひコーチングについて学んでみてはどうでしょう?

それでは、今回はこのへんで!

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それでは、次回もお楽しみに!

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