こんにちは、ダイスケです。
僕は先日こんなツイートをしました。
このツイートは今回紹介するインプット大全内に書かれている内容を引用したものです。
どんな風にインプットすればいいか分からない そもそもインプットって何?といった人たちにこの本をおすすめします。
それでは早速、本の紹介をします。
- 1.インプットとは?
- 1-1.インプットの97%は無駄
- 2.効率の良いインプットとは
- 2-1.『読書』編
- 2-2.『セミナー』編
- 3.その他のインプットについて
- 4.まとめ
1.インプットとは?
そもそもインプットとは、本や人、インターネットなどで、情報の入力・吸収することを言います。
ビジネスでいうと、メールチェックや仕事の資料を読み込んだりするのもインプットです。
また、読書をしたりセミナーに参加するのもインプットに含まれます。
僕たちは普段の生活上でも多くのインプットをしています。
しかも一日の中でもかなりの時間を費やしていると思います。
皆さんもTwitterやFacebookなどで友達の投稿を見たり、いいねをしていませんか?
しかし、ほとんどの場合それを活用出来ていないのではないでしょうか?
つまりアウトプットが上手く出来ていないのではないでしょうか?
それはインプットの仕方が悪かったり、インプットしたものが記憶に定着していない事が原因のほとんどを占めているそうです。
この本では効率の良いインプットを紹介し、更に別冊で販売してる「アウトプット大全」に繋がる流れになっています。
筆者の樺沢さんは本業は精神科医をされており、「日本一アウトプットする精神科医」と呼ばれているそうです。
・メルマガ毎日発行 14年間
・Facebook 毎日更新9年間
・YouTube 毎日更新 6年間
などなど
多くのアウトプットをされている一方でインプットは
・読書 20〜30冊/月
・スマホ使用時間 30分以下/日
・ネットからの情報収集 15〜20分/日
とインプットは本がほとんどと言った感じです。
そんな樺沢さんが紹介する効率の良いインプットを行う事で、質の良いアウトプットに繋げることが出来るようになるそうです。
1−1.インプットの97%は無駄
さっそく元も子もないような話しなのですが、97%のインプットは無駄になっている事はご存知でしょうか?
ある実験で175名の方に「ここ一週間、インターネットで見た情報」を可能な限り思い出してもらった所、平均は3.9個だったそうです。
例えば、その人が1日20個の情報に触れたと仮定すると、1週間で140個の情報をインプットしたことになります。
しかし、実際は記憶に残っているインプットはわずか4個。
他の137個は無駄、もしくは記憶に残らない些細な事になっていきます。
これを時間で換算すると「究極の時間の無駄遣い」になっていないでしょうか?
おそらく。このブログを読まれている方はインプットを更に多くされている方が多いと思うので、このインプットの割合はさらに低くなってしまうのではないでしょうか?
2.効率の良いインプットとは
それでは効率が良いインプットとは何でしょうか?
それは「記憶に残るかどうか」だと思います。
先程もいった通り、97%のインプットが無駄になっています。
その97%を90%や80%にする事が効率の良いインプットと言えるのではないでしょうか?
そして、インプットは「量」より「質」を重視すべきと言っています。
本を「たくさん読めば、自己成長できる」という考えが普及してきた事で速読や多読の考えが支配的になってきたと思います。
僕も以前、本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」を紹介しました。
この多読の方法とはまた違った考えでアプローチをしています。
樺沢さんは、
ホームラン本を月に1冊読む
事のほうがより良いインプットが出来ると謳っています。
闇雲に多読をして、時間を費やすだより1冊に注力するほうが、より記憶に残るようになるので、インプットとしての質を求めた方が良いと言っています。
ただし、樺沢さんも必要のない情報は「見ない」「接触しない」という「情報を捨てる必要性」も話されています。
やはり、情報は全て受け入れるのではなく取捨選択をすることも必要になってきます。
そのなかで、このブログでは『読書』と『セミナー』で効率良くインプットする方法をまとめたいと思います。
2−1.『読書』編
みなさんは「何かを学びたい」と考えた時、一番最初に何を勉強の媒体にしますか?
大抵の場合は、「スマホ」と答えるんではないでしょうか?
次に「本」という人が続くのではないでしょうか?
僕自身もそんな感じで本や雑誌を読んで、より詳しく学びたいと思った事を勉強するという流れになっています。
最近では本を読むだけではなく、YouTubeやオーディオブックなどの映像や音での学び方も普及してきたかと思います。
直接学ぶ | 1対1 | 費用 高 |
講演・セミナー | 1対多 | |
動画・音声 (インタラクティブ) | 教材 | |
本 | 教材 | 安い |
学びにはステップがあり、表の下から上に上がるステップを踏むと効率よく学ぶ事が出来ます。
これを省いて進めてしまうと、全く成長につながらない状況になり、遠回りになってしまう傾向になるそうです。
とはいえ、僕はセミナーから興味を持って、そこから本で学んだりするのもありだと思います。
行動しないよりも行動して得る学びも大いに勉強になると思うので、そこはTry&Errorの繰り返しで構わないと考えています。
それでは学びの第一ステップ「読書」について話したいと思います。
インプットの基本として、「なんとなく読む」は1番やってはいけない、というか「偽のインプット」となり意味のない時間を過ごすことになってしまうそうです。
これからは、
「なんとなく読む」
から
「注意深く読む」
に変えることでインプットに効果が格段に向上します。
この注意深く読むとはどういう風にやるかと言うと
「アウトプット前提で読書をする」
ということに尽きます。
なんとなく読むのは自己本位のため、入ってくる情報がどんなものか取捨選択しなくても誰も困りません。
しかし、その情報をアウトプットすると思えば、「情報の正確性」や「質問された時の応答」に困らないようにしなくてはいけません。
このアウトプットをすることで自分へ入ってくる情報を取捨選択し、何が正しいか考えるようになります。
その効果でより「質」の高いインプットを行う事が出来るようになります。
ちなみにアウトプットはどのように行うかと言うと
①「気づき」や「TO DO」を書く
②感想を書く
③読んだ内容を家族は職場の同僚に話す
④本の内容を実践してみる
⑤人に教える
僕は、TwitterやFacebookで投稿をするのもおすすめします。
それを2週間に3回のアウトプットを行い、より自分の知識とすることが出来るようになります。
2−2.『セミナー』編
それでは次に「セミナー」を受講するときのおすすめを紹介したいと思います。
学びのステップでもあるように、どんどん自分の知識にしたい人はセミナーなどに参加されるかとも多いかと思います。
確かに本を読んで感銘をうけた作品は実際に作者と会いたい。
関連したセミナーを受講したいと考えるようになると思います。
百聞は一見にしかず
とは良く言ったもんで、セミナーでは本で得る感覚より10倍以上の学びを得られると思っています。
それではどのようにすれば「よいセミナー」から多くの学びを得られるかというと、
①最前列で受講する
②前を向いて聞く
③目的を定めてから受講する
④質問を前提に聞く
この4点を意識することで10倍以上の効果を得られるようになります。
それではより深堀りしたいと思います。
①最前列で聞く
これはセミナーの形式にもよりますが、対面式の場合は最前列の席を確保するようにしましょう。
これは僕も以前から取り組んでおり、これで得られる効果として①集中できる、②講演者の表情や身振りが分かる、③モニターに映る資料が見やすい。
この3点はセミナーを受講する上で結構、重要です。
せっかくお金を出した貴重な時間を他人に邪魔される事なく集中して聞くことが出来るのは、この方法をやってみる価値ありです。
②前を向いて聞く
これは先程説明した7:3の法則を利用します。
僕はセミナーで聞いたことを一言一句メモを取ろうと考えていました。
必死にメモを取っていましたが、そもそもセミナーの1番の必要性ってなんだっけ?と思いました。
セミナーの1番の目的は「非言語情報」を受け取る事です。
非言語情報とは紙媒体で得られない情報の事で、それを意識していなかった僕は本を読めば書いてある事を必死にノートに書き写していました。
これを考え直すとかなり無駄な時間を使っていたと思います。
なので、セミナーを受講する際は
「重要な事・気づき」だけメモを取る
これを意識してそれ意外は講演者の話し方や表情、資料を見ることに専念するとでよりインプットの効果が期待できるそうです。
③目的を定めてから受講する
セミナーを受講するにあたり、セミナー参加の目的を予め定めておくとそのセミナーの学びの効果は格段に向上するそうです。
目的を定める事で「これだけは持って帰ろう」と考えるようになり、聞き流してしまいがちな肝心な部分を逃すことが激減するようになります。
そのため箇条書きで3つ程度セミナーの目的をノートに書き写しておくことが効率良いインプットに繋がるようになります。
やれば簡単で1分程度で書き終えられると思うので、ぜひ取り組んで見てください。
④質問を前提に聞く
最後のポイントとして、質問を前提に受講することが上げられています。
「質問ができる人」は人の話しを聞いて、何が分かっていないのか、何を分かっているのかしっかりと理解している状態です。
「質問出来る人」は質問によって自分の疑問、曖昧な部分を瞬時に解消、解決することが出来ます。
つまり、質問した時点で自己成長に繋がります。
質問出来ない人は曖昧にしている状態が続くので、いつまで経っても成長することが出来ません。
この差が将来大きな差になることは明白ですよね?
このことから質問を常に出来るように自分のわからない部分にアンテナを立てられるようにしていきましょう。
3.その他のインプットについて
最後にこれまで紹介したインプット方法の他にも本書で紹介しているインプット術を紹介したいと思います。
まずは、雑誌を読む事です。
雑誌は最新のトレンドを知ることが出来ます。
単小本は企画から発刊まで約6ヶ月から1年ほどの時間を必要とします。
しかし、雑誌は2から3ヶ月ほどで発刊されるので小回りが効くため最新のトレンドを知ることが出来ます。
また、情報の信憑性に関してもネットよりも知識を得ることに寄せているため、高いものとなっています。
例えば、雑誌で得た知識で興味のあるものを単小本を購入して深堀りしていくといった具合が丁度いいかもしれません。
次に紹介する方法は「メンターに学ぶ」というものです。
メンターとは「師匠」という意味で、最近は「人生の師匠」「人生の目標とする師匠」という意味で使われています。
僕はメンターは「心の師匠」という意味で使います。
メンターを持つ事は自己成長を爆発的に加速させます。
モデルが居ることで、その人に近づこうと努力をするため動作や行動まで変化を起こさせるからです。
その行動を真似ることが学びの始まりとなり、結果として多くの成功を導いてくれるようになります。
4.まとめ
これまでインプットについてこの本で学んだ事を紹介してきました。
僕は成果を出す第一歩はインプットからだと考えています。
良質なインプットを行う事が良質なアウトプットに繋がり、結果として大きな成果に繋がると思います。
今回読んだインプット大全では良質なインプット方法が80個紹介されています。
この中で良いものを取り入れ、よりよいインプットを行い、最大の成果を出せるようにしていきたいと思いました。
今のインプット方法に疑問を持った方やどういったインプットが適切か学びたい人はぜひ、インプット大全を読んでみてはいかがでしょうか?
それでは今日はこの辺で!