【感想】ココ・シャネルの言葉【山口路子】

こんにちは、ダイスケです。

皆さんは「ココ・シャネル」という女性をご存知でしょうか?

彼女は世界的ブランド「CHANEL(シャネル)」を創業したファッションデザイナーです。

女性ブランドの頂点に君臨すると言っても過言ではないブランド。

そんなCHANELを創業したココ・シャネル。

彼女はこれまでの常識に囚われないアイデアで、多くの女性を魅了し、ファンにしてきました。

もちろん男性も虜にしてきたと思います。

そんな彼女の半生で生み出した、数々の名言を紹介した1冊をご紹介したいと思います。

ココ・シャネルの考えは女性だけでなく、男性にも力を与えてくれます。

今回はココ・シャネルの名言をご紹介したいと思います。

それでは、さっそくいってみましょう!

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本の概要

今回紹介する本は、山口路子さんという文筆家が翻訳、加筆した本です。

2016年に出版された「私は私 超訳ココ・シャネル」という1冊を改編、再編集して文庫本で販売し始めました。

ココ・シャネルの「女性の哲学」とも言える名言を、山口さんなりの解釈で説明を入れています。

ですので、今回は要約ではなく、シャネルの名言の紹介と僕なりの感想をご紹介できればと思います。

シャネルの生きた時代は男尊女卑が当たり前でした。

そんな中、女性がドレスを脱ぎ、ワンピースやマリンルックの服に身を包む新たなスタイルを生み出しました。

女性が女性らしく生きるには何をすれば良いのか?

そんな近代的な考えを持ち、力強く生き、様々な感性を持ち合わせています。

本書を読むと、徹頭徹尾「女性の尊厳」を作り出すココ・シャネルの葛藤や希望的な言葉にふれる事ができます。

シャネルの名言

香水で仕上げをしない女に未来はない。

ココ・シャネルは最後のひと手間にこだわったそうです。

そんな彼女が「美」について考えた時に、メイクもファッションも完璧でも、仕上げの香水をしなければ全てを台無しにすると考えていたそうです。

これはビジネスにも言えることではないでしょうか?

仕事を完璧にこなしても、最後の”仕上げ”を怠れば、全てを台無しにしてしまいます。

成功するか失敗するかは、最後の仕上げ1つにかかっていると言うことです。

メイクは、他の人のためにするのではなく、自分のために。

ココ・シャネルは厚化粧だったそうです。

厚化粧は若いときからしていたそうですが、それは誰かのためではなく、自分自身のためにしていたそうです。

ココ・シャネルは「今の自分に最もふさわしいメイク」を常に心掛けていたそうです。

その理由は、誰かのためではなく、自分の気持ちを高めるためにそうしていたそうです。

その強い信念を持ち合わせていたからこそ、誰かに文句を言われても気に止めなかったそうです。

これは化粧をする女性だけの話しではないのではと思います。

男性では、身だしなみを整えて清潔感を出そうとします。

女性からの好感も得ることができますし、ビジネス上でも優位に商談をすすめることができます。

そんな身だしなみは常に“誰かのため”に行っていませんか?

誰かのための行為よりも、自分自身の気持ちが高まる行為の方がやる気が上がると思います。

ココ・シャネルは自身のモチベーションを化粧というバロメーターを使っていたのではないでしょうか?

僕も自分のために行う、気持ちが上がるなにかをすることで、より満足のいく人生を過ごすことができるのではないかと考えています。

二十歳の顔は自然がくれたもの。三十歳の顔は、あなたの生活によって刻まれる。五十歳の顔には、あなた自身の価値が表れる。

その人がどのように生きてきたかは顔に表れるそうです。

これは単純に僕が好きな言葉です。

整形をしても、「心の老化」は顔に表れるそうです。

ココ・シャネルは87歳という年齢で亡くなりました。

仕事が大好きで、休みの日曜日が大嫌いだったそうです。

ココ・シャネルはそんな大嫌いな日曜日に亡くなったそうです。

心の老化とは、常に追い求める探究心のことではないかと思いました。

ダイスケ的まとめ

今回はココ・シャネルの名言集をまとめた1冊をご紹介いたしました。

ココ・シャネルという強い人格者が、どのようなこだわりを持っていたか触れることができます。

ビジネスマンとして共感できる、学ぶべき点が多い1冊でした。

もし、彼女と同じ時代を生きることができたらと思うと寂しい気持ちになります。

男尊女卑の時代に強い信念を持ち、男性にも負けないタフさとアイデアが新たな時代を切り開いたと思います。

この本は、気持ちが落ち込んだ時にこそ読んでほしい本だと思いました。

彼女から得られる力強い言葉の数々が、読者の気持ちに力を与えてくれる。

そんな気持ちにしてくれる1冊でした。

それでは、今回はこのへんで!

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それでは次回もお楽しみに!

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