【Vol.18】大人の語彙力ノート−齋藤孝

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こんにちは、ダイスケです。
普段、仕事でメールのやり取りをすると単調なメールになっているなと感じるときがあります。
単調なメールで子供っぽくみえないかな?
とか
相手に失礼な言葉を使っていないかな?
などなど
言葉の使いまわしのボキャブラリィがもっとあれば欲しいなと思い今回の本を購入しました。
それでは本紹介に移りたいと思います。

大人の語彙力ノート どっちが正しい?編 どんな場でも知的に見られる [ 齋藤 孝 ]

価格:1,430円
(2019/11/22 22:31時点)
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目 次

 

 

1.なぜ語彙力が必要なのか

 

 

皆さんはなぜ語彙力が必要だと思いますか?

 

友人同士の会話では語彙力はほとんど必要ないと思います。

ですが、社会では語彙力は必要不可欠な能力となっています。

それはなぜかと言うと「社会人らしく見えない」という理由です。

これを解消するのに語彙力というものが必要になってきます。

 

社会人らしく見えないのはビジネスマンとして致命的です。

例えば、依頼される側なのに「〇日までに頼みます。」なんてメールを送られて来たら、ムッとしませんか?

社会は持ちつ持たれつという原則はありますが、本音では「俺を敬えよ」と思っている方が多いと思います。

そんな相手に先程のメールを送りようものなら、下手したら仕事がなくなってしまったり、会社自体の信用に影響を与えかねません。

逆に語彙力の優れたメールを送れば「こいつはできる奴だ」と相手が勝手に思い込んでくれて、仕事がより一層スムーズに進んでいきます。

 

このように仕事上の付き合いでも相手を気持ちよくしてあげる事で、仕事が円滑に進み自分の実績がどんどん積み上がっていきます。

そのために語彙力を高める事は、簡単に「できる社会人」とみなしてもらえる1つの技術です。

 

また、語彙力というと小難しい言葉を覚えると思われがちですが、普段耳にしている言葉をそれらしく「言い換える」だけで語彙力が上がります。

語彙力=言葉のセレクト力

という感じです。

語彙力のない人は、決まりきったフレーズに頼っているため稚拙に見える事が多く、それを改善すればできる大人に早変わりです。

2.お気に入り言い回しランキング

 

この本は様々な言い回しを紹介しており、中には普段使っている言葉も入っています。

そのなかから僕のお気に入りになった言葉の使いまわしを紹介したいと思います。

 

2−1. 3位「私には荷が勝ちます」

 

 

この言い回しを聞いて皆さんはどのように感じますか?

僕は謙虚さを感じる言葉だなと思いました。

なにか奥ゆかしいものがあるのかと思っていたら、この言葉を要約すると

「私は絶対にやりません」

という意味になります。

「出来ないものは出来ない」や「嫌なものは嫌」とスッパリ断ることばかりではないと思います。

とりわけ対会社となると、角を立てないように断ることも必要になってきます。

そんな時にこのフレーズを使って見るのはいかがでしょう?

この言葉は、自分の能力と比べて責任や負担が重すぎると相手に伝える言葉であり、その負担を解消してほしいというメッセージでもあります。

 

その他にも相手にそこはかとなく「お断り」をする言葉で

「ご寛恕(かんじょ)頂きたくお願い申し上げます」

というのもあります。

「寛恕」とは、心が広く、思いやりのあることを言い、広い心で誤りなどのとがめだてせずに許すという意味で「どうかお許しください」というニュアンスで使う事が出来ます。

これは言葉として使うよりも、文章で使う場面で役立つと思います。

 

2−2. 2位「ありていに言えば、〇〇です。」

 

この言葉は「有り体」と書きます。

有り体とは、ありきたりなこと、ありふれたことという意味のほかに「ありのまま」という意味があります。

つまり、この「ありていに言えば」とは「ぶっちゃけ言うと」という意味で使う事ができます。

ですが、「ぶっちゃけ」という言葉を上司や取引先に言う事はまずないと思います。

そこで品を高めるために「ありていに言えば」を使って見るのもいいかと思いました。

 

また、この他にも正直な気持ちを伝える言葉の種類で

「率直に言うと」

「正味なところ」

「本音をいうと」

「単刀直入にいうと」

「ざっくばらんに言うと」

これらの言葉は似た意味で使われがちですが、それぞれに微妙なニュアンスがあります。

例えば、

「率直に言うと」

とは、「他人がどう言うか分からないけど」という意味が含まれています。

ありのままの自分の意見を言うという意味で、先程の「ありてい」と同じ使い方をする事ができます。

 

また、

「本音を言うと」

とは、「ずっと言わずにいましたが」という意味が含まれます。

「本音を吐く」という表現もあるように、本当の気持ちを告白する時に使う事ができます。

 

最後に、

「ざっくばらんに言うと」

とは、「気取らずに話す」事を言います。

相手に忖度せず、本音で話しをするときに使うことが出来ます。

 

 

2−3. 1位「卒爾(そつじ)ながら」

 

この言葉は「突然で恐縮ですが」という意味があります。

「卒」には、にわかにという意味があり、「爾」は他の言葉の下について状態を表します。

「卒爾ながら」とは慣用句で「突然で失礼ですが」という意味で使われます。

 

この言葉は、兼好法師の「徒然草」にて「卒爾にして長年の非を改むることもあり」(たちまちにして長年の間違いを改めることもある)という用例があるそうです。

また、夏目漱石の「明暗」にも「お秀は驚かされた人のやうに卒爾な質問をかけた」という文章があります。

 

徒然草は1349年頃にまとめられた随筆で、この「卒爾」という言葉には約670年の歴史のある言葉というのが分かります。

 

普段使える言葉ではありませんが、ここぞというところで使えたら「ワンランク上の大人」としてみられること間違いなしという感じですよね。

 

また「卒爾する」とういう言葉には、判断が不十分で軽々しい行動をすること、相手に失礼な行為をすること、という意味があるそうです。

こちらも普段使わない分、目上の人に使えば、また違った印象を持ってもらえることと思います。

 

3.こんな言葉が社内で飛び交ってないですか?

 

これから紹介する言葉は、特にビジネスシーンで使用されることが多い言葉です。

実際に使っているのをみたことがあるかもしれません。

しかし、実際にその言葉の使い方は正しいですか?

もし間違った覚え方をしていると恥ずかしい思いをするかもしれません。

 

3−1.ステークホルダー

 

ステークホルダー(Stakeholder)とは、企業やその目的を取り巻く

利害関係者

の事を言います。

広域では、株主、債権者、従業員、顧客と多岐に渡ります。

stakeとは掛け金の意味で、もともとは競馬の馬主の集まりを指していましたが、その後、広く利害関係者を意味するようになりました。

 

ちなみに似た言葉で「ストックホルダー」という言葉もありますが、これは株主を意味する言葉なので間違いのないようにしましょう!

 

3−2.小春日和

 

 

僕はこの本を読むまで、この言葉は「春の陽気漂う様」を指す言葉だと思っていました。

なので、春先の暖かい気候になって来た時に「今日は小春日和ですね」なんて使っていましたが、実際は真逆の意味を持つ言葉でした。

 

この小春日和とは、初冬の良く晴れた暖かい日よりの事を指し、11月から12月上旬に使用される言葉です。

 

まったくもって別の言葉でした。

今まで結構恥ずかしい事を言っていたんだなと気づきました。

そして言葉の意味をしっかりと理解することの大切さが分かるいいきっかけになりました。

 

ちなみに英米では同じ意味を指す言葉で「インディアン・サマー」というものがあるそうです。

 

4.まとめ

 

皆さんいかがだったでしょうか?

ここで紹介した言葉意外にも多くの言葉が書かれています。

紹介出来なかった中にも、できる大人に見える言葉が多く紹介されています。

この言葉を全て使いこなす必要はありませんが、自分が良くメールで使っている言葉は連続で使っている事もあると思うので、語彙力を高めるうえで読んでおいても良いのではないでしょうか?

 

言葉はよく「言霊(ことだま)」と呼ばれます。

言葉には魂が宿ると言われています。

その自分の分身を上手く操ることで多くの人と関わる時に、相手にこいつはできると思って貰うことでその後の関わりが大きく影響を与えてきます。

 

語彙力に困っている方、これから就職活動を行う学生にぜひ読んでほしい1冊です。

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